是正勧告の流れ
 

是正勧告は、次のような流れで行われます。

 

臨検は、原則事業主に対して事前に日時や必要な帳簿・書類などが知らされますが、書類改ざんの疑いがある場合など、抜き打ちで行われることも少なくありません。

 

また、サービス残業の実態を把握するために、夜間の調査も増えてきています。

 
是正勧告の流れ
 
臨検後に交付されるもの
 
  1. 是正勧告書

    臨検の結果、法令違反があると判断された場合にその違反事項と是正すべき旨を記して労働基準監督官が会社に対して交付する文書です。

  1. 指導票

    臨検の結果、法令違反のおそれがある場合、または法令違反ではないものの改善を図る必要がある場合にその違反事項と是正すべき旨を記して労働基準監督官が会社に対して交付する文書です。

  1. 使用停止等命令書

    臨検の結果、労働者を就業させる会社の建設物、寄宿舎あるいは設備、原材料等が安全や衛生に関する基準に違反する場合、労働災害を未然に防止する見地から、使用停止等命令処分等を行うことができ、労働基準監督官が会社に対して交付する文書です。

    この命令書は、是正勧告書と異なり、命令に従わないと6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金に科せられます。

 
会社が提出するもの
 
  1. 是正報告書

    指導票や是正勧告書に記載された事項について、会社が労働基準監督署に対して是正・改善状況を報告するために提出する文書です。

    是正報告書は、期日までに提出する必要があり、もし是正勧告に応じずにそのままにしておけば送検されるおそれがあります。